今年の春闘について労働組合の中央組織・連合は3日、定期昇給(定昇)を含む正社員の賃上げ率が平均5.10%だったとする最終集計を発表した。物価高や人手不足を受け、政労使がそろって賃上げを訴える異例の展開となり、1991年以来、33年ぶりに5%台を記録した。今後は、物価の上昇分を差し引いた実...
官邸関係者は「やはり5%という数字はインパクトがある」と満足そうに語った。 賃金の伸びが物価上昇に追いつかず、生活実感に近い実質賃金は過去最長の26カ月連続でマイナスに沈む。岸田政権は、実質賃金のプラス転換を後押しする残された手段として、最低賃金を重視した。 今年6月の骨太の...
「5%」こだわった官邸 最低賃金上げ幅、中小零細「あっぷあっぷ」 最低賃金を決める「生計費」、何で判断? 都市と地方に差はあるのか こんな特集も注目ニュースが1分でわかるニュースの要点へ 12月13日 (金) 補正予算案、異例の修正 ドン・ファン元妻に無罪判決 高校生の扶養控除、縮小せず...
次の記事「5%」こだわった官邸 最低賃金上げ幅、中小零細「あっぷあっぷ」 2024年7月25日5時00分この連載の一覧を見る 関連ニュース 最低賃金、50円増で全国平均1054円に 過去最高の引き上げ 英語教えるALT、深刻な低賃金 給食で1日しのぐ「職員室の孤独」 外国人労働者、韓国にごっそり 「...
今年度の目安は一律50円で、目安通りだと全国平均は1054円になる計算だったが、目安への上乗せが相次ぎ、平均はさらに1円上がった。1千円超えは16都道府県に倍増した。 徳島県は昨年度の改定で全国で2番目の低さとなっていた。審議会は今回、「(経済の)各指標について他都道府県と比較した際の...