労働組合が会社と賃上げ交渉をする今年の「春季闘争」(春闘)で、組合の中央組織・連合は3日、定期昇給を含む正社員の賃上げ率が平均5.10%になったという最終集計を発表しました。1991年以来、33年ぶりに5%を超えましたが、日々の暮らしでは「歴史的な結果」を実感できない人も多いはずです。な...
労働組合の中央組織・連合が22日まとめた今年の春闘の第2回集計結果で、定期昇給(定昇)を含む正社員の賃上げ率は平均5・25%だった。初回集計の5・28%に続き5%台を確保し、過去の最終集計と比較すると、1991年(5・66%)以来となる33年ぶりの水準が続いている。 「賃上げは続かず消費は冷え...
労組も企業も政府も「一億総賃上げ」 経済学者が指摘する課題とは 異例の春闘、物価高に負けぬ賃金増なるか 「出口」探る日銀に追い風 春闘賃上げ率、平均5.28% 連合初回集計 33年ぶり高水準 マイナス金利解除に影響か 連合・経団連どちらも「賃上げを」 物価上昇を上回るか 春闘幕開け 今...
労働組合の中央組織・連合は19日、来年の春闘に向けた統一要求で、定期昇給分を含めた賃上げ目標を「5%以上」とする方針を正式に発表した。今春闘での「5%程度」からより強い表現にした。物価上昇が高止まりし、実質賃金が目減りしていることを踏まえた。 この日開いた中央執行委員会で、来年の春...
経団連の十倉雅和会長は18日、連合が来年の春闘での賃上げ目標を「5%程度」に引き上げる方向で調整に入ったことについて、「昨年は4%だった。物価も上がっており、驚きはない」と語った。仙台市での記者会見で、連合の正式発表ではないのでコメントは控えるとしつつ、質問に答えた。
今年の春闘について労働組合の中央組織・連合は3日、定期昇給(定昇)を含む正社員の賃上げ率が平均5.10%だったとする最終集計を発表した。物価高や人手不足を受け、政労使がそろって賃上げを訴える異例の展開となり、1991年以来、33年ぶりに5%台を記録した。今後は、物価の上昇分を差し引いた実...
歴史的な5%賃上げは一握り 揺らいだ「春闘の機能」、取り戻す道は 【そもそも解説】春闘ってなに? 歴史的な物価高、賃上げ注目 実質賃金、プラス転換はいつ? 今春闘は歴史的賃上げだったのに… 「役員の会社員人生がかかってる」航空6社、羽田発着枠をかけた戦い マイナビM&Aを提訴、事業...
連合、春闘の賃上げ目標「5%以上」 今年の「5%程度」から強める 写真・図版 連合本部が入る連合会館=東京都千代田区 この写真の記事を見る 無断転載・複製を禁じます 関連ニュース ABCマート時給6%アップの舞台裏 ムダじゃなかった「1人スト」 ストが日本で少ないのはなぜか 背景に「会社...
来年の春闘の賃上げ目標について、労働組合の中央組織・連合は16日、中小企業向けの要求水準を「6%以上」とする方針を固めた。物価上昇が鈍化するなか、大手を含む全体の賃上げ目標は「5%以上」とした今年の…
朝日新聞デジタル (ニッポンの給料)賃上げ5%台の恩恵、一握り 労組組織率が低迷・春闘の波及効果に課題 写真・図版 1 / 2 前の写真 次の写真 春闘の賃上げ率と給与の上昇率 この写真の記事を見る 無断転載・複製を禁じます こんな特集も...