労働組合が会社と賃上げ交渉をする今年の「春季闘争」(春闘)で、組合の中央組織・連合は3日、定期昇給を含む正社員の賃上げ率が平均5.10%になったという最終集計を発表しました。1991年以来、33年ぶりに5%を超えましたが、日々の暮らしでは「歴史的な結果」を実感できない人も多いはずです。な...
労組も企業も政府も「一億総賃上げ」 経済学者が指摘する課題とは 異例の春闘、物価高に負けぬ賃金増なるか 「出口」探る日銀に追い風 春闘賃上げ率、平均5.28% 連合初回集計 33年ぶり高水準 マイナス金利解除に影響か 連合・経団連どちらも「賃上げを」 物価上昇を上回るか 春闘幕開け 今...
居酒屋大手ワタミは14日、来年の春闘で、基本給を底上げするベースアップ(ベア)や定期昇給を含めて平均5%の賃上げをめざす方針を示した。実際の賃上げ幅などは来年、労働組合との交渉で決める。ワタミは今春…
労働組合の中央組織・連合は19日、来年の春闘に向けた統一要求で、定期昇給分を含めた賃上げ目標を「5%以上」とする方針を正式に発表した。今春闘での「5%程度」からより強い表現にした。物価上昇が高止まりし、実質賃金が目減りしていることを踏まえた。 この日開いた中央執行委員会で、来年の春...
政府は8日、「建設業界との賃上げに関する意見交換会」を首相官邸で開き、今年の春闘で5%を上回る賃上げを目標とすることを建設業団体と申し合わせた。全国建設業協会など4団体が参加した。 建設業界は多重下…
経団連の十倉雅和会長は18日、連合が来年の春闘での賃上げ目標を「5%程度」に引き上げる方向で調整に入ったことについて、「昨年は4%だった。物価も上がっており、驚きはない」と語った。仙台市での記者会見…
労働組合の中央組織・連合が22日まとめた今年の春闘の第2回集計結果で、定期昇給(定昇)を含む正社員の賃上げ率は平均5・25%だった。初回集計の5・28%に続き5%台を確保し、過去の最終集計と比較すると、1991年(5・66%)以来となる33年ぶりの水準が続いている。
政府は8日、建設業団体との意見交換会を首相官邸で開き、今年の春闘で5%を上回る賃上げをめざすことを申し合わせた。4月から始まる時間外労働の上限規制で残業が減って手取りが下がる懸念があるほか、賃上げが…
来年の春闘の賃上げ目標について、労働組合の中央組織・連合は16日、中小企業向けの要求水準を「6%以上」とする方針を固めた。物価上昇が鈍化するなか、大手を含む全体の賃上げ目標は「5%以上」とした今年の…
朝日新聞デジタル (ニッポンの給料)賃上げ5%台の恩恵、一握り 労組組織率が低迷・春闘の波及効果に課題 写真・図版 1 / 2 前の写真 次の写真 春闘の賃上げ率と給与の上昇率 この写真の記事を見る 無断転載・複製を禁じます こんな特集も...