水を、薬を、届けてほしい――。能登半島を襲った地震から丸2日たったが、被災地の一部は依然として孤立している。自治体や自衛隊、消防などが悪路を越えて支援物資を運んだり、余震を警戒しながら救出作業にあたったりと、懸命の活動を続けている。 能登半島の先端に位置する石川県珠洲市では、3...
最大震度7を観測した能登半島地震で、石川県は20日、住宅被害が3万棟を超えたと発表した。被害が大きい輪島市と珠洲市は全容がわかっておらず、ほとんどが集計に含まれていないため、今後さらに増えることは確…
石川県内で100人を超える人が亡くなった今回の地震について、石川県の馳知事は「これまでにない未曾有の大災害だ。能登を救うために、県庁としての非常事態を宣言する」と述べ、県の職員に対し全庁をあげて災害対応にあたるよう指示しました。県は被害の大きい自治体への職員の応援を増員させるな...
では、金沢市に隣接する石川県内灘町 能登半島の西岸、地震のリスク高まる 志賀町沖など、ひずみ蓄積か 県庁から車で15分ほどの沿岸部、鶴ケ丘地区を9日に訪ねた。電柱や看板は傾き、道路は隆起し、砂があちこちで噴き出ている。地割れが多かった奥能登地域の道とは、また様相が違う。民間の検査...
石川県の馳浩知事は30日、能登半島地震で液状化被害が深刻な内灘町とかほく市を初めて視察した。知事は能登の被災6市町に比べ、視察が遅くなったことを陳謝。液状化被害の復旧を進める意欲を示した。 両市町は…
記録的な大雨で一時孤立状態になった石川県輪島市の町野町に22日、記者が入った。能登半島地震の被災地を襲った豪雨。目にしたのは涙を流し、疲れ切った住民の姿だった。 記者は同日、孤立する輪島市町野町を目…
石川県能登地方を震源とする強い地震で、同県能登町柏木の道路には大きな亀裂が入り、陥没もみられた。 2日午前8時40分ごろには、通行しようと試みる車が列をつくり、運転手たちは様子を見ながら、道路の端の…
■死者は計6人 安否不明者は14~82歳の5人 記録的な大雨で河川の氾濫(はんらん)や土砂崩れが相次いだ能登半島地震の被災地では、22日午前も強い雨が降った。朝日新聞の取材で計6人の死者が確認された。…
元日の地震で、石川県内の能登半島を南北に走る自動車専用道「のと里山海道」(長さ約90キロ)は大きな被害を受けた。金沢方面から、輪島・珠洲方面に向かう北向きが全線で通行できるようになったのは3月15日…
石川県警は4日午前7時から、七尾市の田鶴浜東交差点から国道249号や県道1号で輪島市や珠洲市に向かう車両の総量を抑制する措置を始めた。災害復旧の車両を優先させるためで、当分続けるという。 被災地とつながる国道や県道では地震発生直後から、深刻な渋滞が発生している。同交差点に警察官が...