東京都教育委員会による今年度の教員採用試験で、小学校の受験倍率が1・2倍だったことが分かった。小中高、特別支援学校などを合わせた全体では1・7倍で、いずれも過去最低だった前年度をわずかに上回ったものの、過去2番目に低い。依然として、なり手不足の厳しい状況が続いている。
朝日新聞デジタル 東京都の教員採用倍率、小学校で1.2倍 制度見直しも最低水準続く 写真・図版 東京都 この写真の記事を見る 無断転載・複製を禁じます 関連ニュース 広がる小学校の教科担任制の今 教員の勤務時間「変わらない」課題も 体育の実技「受験者負担大きい」 教員採用試験で廃止相次ぐ...
教員採用試験の受験倍率は、全国的に低下傾向だ。23年度実施の都の教員採用選考でも、小中高、特別支援学校を合わせた倍率は1.6倍で、初めて2倍を切った。 志願者減に歯止めをかけるため、都教委は前倒し選考のほかにも、様々な取り組みをしている。特になり手不足が深刻な小学校については、今年度...
東京都教育委員会は29日、来春採用の公立学校の教員採用試験の応募倍率が2・6倍だったと発表した。応募者数は前年度よりも1割程度増えたが、採用見込み者数を増やしているため、過去10年で最も低かった。 …
東京都教育委員会は14日、2024年度の都立高一般入試の最終応募状況を発表した。全日制の全167校の倍率は1・38倍で、前年度より0・01ポイント高かった。今の制度で募集が始まった1994年度以降、過去4番目に低かった。 定員割れした学校は延べ45校63科で、前年度の60校80科よりも改善した。
東京都内の全公立小中高校に配置されているスクールカウンセラー(SC)の任用をめぐり、都が「上限4回」と定める更新規定に達したことを理由に雇い止めとしたのは不当だとして、元SCら10人が9日、職員とし…
東京都は2日、都内の私立高校の2024年度一般入試の中間応募状況(1月29日正午時点)を発表した。全日制180校の平均倍率は2・95倍(前年同期2・62倍)だった。 都私学行政課によると、2万633人の募集人員に対し、6万967人が応募した。倍率は共学が3・34倍、男子校が3・71倍、女子校が1・11倍。
この春、東京都立川市に新しい形の学校が誕生した。都立立川国際中等教育学校の付属小学校が4月に開校し、小中高一貫校としてスタートを切った。都内の小学校受験の動向にも変化をもたらしているという。どんな学…
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裏切られた「GIGA」への期待 公立中でも入試も配慮に壁都内の公立小中の不登校、過去最多3万人超 「やる気が出ない」最多 東京都の教員採用倍率、小学校で1.2倍 制度見直しも最低水準続く 憧れの公立進学高に入学、その後不登校に 学力競争と序列意識の果て ...