片田貴也2024年1月9日 17時24分list電機連合の看板 [PR] 電機メーカーの労働組合でつくる電機連合(組合員約57万人)は今年の春闘で、基本給を底上げするベースアップ(ベア)の統一要求額を「月額1万3千円以上」とする方向で最終調整していることがわかった。「月額7千円以上」とした前年から大...
労働組合の中央組織・連合は16日、今年の春闘の中間的な総括を発表した。33年ぶりの高水準となった賃上げ率を「経済社会のステージ転換に向けた大きな一歩」と評価する一方、過去最長のマイナスとなっている実…
労働組合の中央組織・連合は2022年春闘の統一要求で、定期昇給(定昇)とあわせた賃上げの目標を4%程度とする方向で調整に入った。4%程度の目標設定は7年連続となる。 連合の幹部会議が19日開かれ、春闘への基本構想案が検討された。このなかで、年齢や勤続年数に応じた定昇分の2%確保を前提にしつ...
物価上昇を上回る賃上げは実現するのか。 例年以上に注目を集めた今年の春闘で、電機メーカーの労働組合でつくる電機連合(組合員約58万人)は月1万3千円(4%程度)以上のベースアップ(ベア)を求める方針を掲げた。比較可能な1998年以降で最高水準の要求だった。 「相場形成の役割を果たせるように...
「一流の処遇のもと社員に一流の実力を発揮してもらいたい」(三好氏) 長引く物価高に加え、人手不足は各業界で深刻さを増している。こうした事情が高水準の回答を後押しし、賃上げムードを広げる形となった。 電機大手の主要12社では…
今年の春闘は13日、大手企業の集中回答日を迎えた。労働組合側からは昨年を上回る高い賃上げ要求が出されたのに対し、経営側からは満額回答が相次ぎ、一部は労組の要求を上回った。今後は賃上げが雇用の約7割を支える中小企業などに広がり、経済の好循環につながるかが焦点となる。▼2面=労使共闘...
連合栃木は17日、今年の春闘の第4回集計結果を発表した。定期昇給(定昇)を含む正社員の賃上げ率は5・25%(前年同期比1・22ポイント増)となった。 回答は13日正午時点で、平均賃金方式の135組合分をまとめた。1人あたりの賃上げ額は1万6240円(同4041円増)。集計を始めた1990年以降の最終集計...
今年の春闘で、企業からの回答をまとめた1回目の集計結果が公表された3月15日。労働組合の中央組織・連合の会見場には記者約50人が集まり、熱気に満ちていた。資料が裏返しで配られ、透けて裏から文字が見えないように最後のページは黒色の紙が挟まれる厳重な警戒ぶり。緊張から私の心臓の鼓動...
スズキは8日、人事制度改革で給与体系を見直し、組合員平均で定昇を含み10%以上の賃上げを実施すると労働組合側に回答した。組合側は定昇込みで1人2万1千円の賃上げを要求していたが、会社側は「要求を超える回答だ」(広報)と説明している。
石破茂首相は26日、政府・労働組合・経済界の代表が集まる「政労使会議」を開き、来年の春闘について「今年の勢いで大幅な賃上げへの協力をお願いする」と述べた。今年の春闘で決まった賃上げ率は33年ぶりの高さで、これと同水準を意識するよう要請したことになる。労使の賃上げ交渉に政府が...