JR四国は8日、2023年度決算を発表した。新型コロナウイルスの影響で落ち込んでいた鉄道利用客の回復が進み、運賃値上げの効果もあって、4年ぶりに最終黒字を確保した。 売上高に当たる営業収益は前年度比22.3%増の533億円で、コロナ禍の影響が部分的にあった19年度を上回った。 営業費は物価高騰や賞...
JR東日本は6日、2026年3月からの平均7.1%の運賃値上げを国土交通省に申請した。認可されれば、山手線内の切符の最高運賃は280円から350円となる。消費税の導入や税率引き上げ、バリアフリー料金の上乗せを除けば、運賃改定は1987年の会社発足以来初めて。 普通運賃は7.8%値上げする。定期は通勤が一部の...
JR四国は8日、2023年度の全路線の線区別収支と営業係数を公表した。新型コロナの5類移行による利用者の増加や運賃値上げの効果によって増収となったため、大半の線区で収支が前年度より改善した。 線区別…
96年の値上げ時は平均7.8%引き上げ、初乗り運賃(3キロまで)で20円増だった。
国土交通省は29日、JR九州が申請していた平均15.0%の運賃・料金値上げを認可したと発表した。来年4月1日に実施される。消費増税時を除くと、値上げは1996年以来29年ぶり。 平均の引き上げ率は、運賃14.6%▽通勤定期30.3%▽通学定期16.0%▽新幹線特急料金12.4%。在来線特急料金や座席指定、グリーン料...
JR北海道が来年4月からの実施をめざす平均7.6%の運賃値上げについて、国の運輸審議会が市民らから意見を聞く公聴会が3日、札幌市であった。JR側が乗客減や燃料費高騰などで経営が苦しいとして理解を求めた一方、市民団体の代表らからは「通学定期の値上がりは家計の負担が大きい」などと撤回を求める...
JR四国、4年ぶり黒字 23年度決算、利用回復や運賃値上げ効果も 写真・図版 2023年度決算を発表するJR四国の西牧世博社長=2024年5月8日午前11時2分、高松市浜ノ町、福家司撮影 この写真の記事を見る 無断転載・複製を禁じます 関連ニュース 医者も驚く93歳、血管年齢は20歳 若さの秘密は夫の転勤40...
国土交通省は29日、JR九州が申請していた平均15.0%の運賃・料金値上げを認可したと発表した。来年4月1日に実施される。消費増税時を除くと、値上げは1996年以来29年ぶり。 平均の引き上げ率は、…
JR四国は27日、5月の運輸取り扱い収入を発表した。定期を除く普通収入が22億7100万円で、コロナ禍前の2019年同月比で85・0%に達し、コロナ後では最も回復した。 普通収入のうち、四国内が91・8%、本州方面が82・1%で、これらも最高の回復を示した。定期収入は5月20日に実施された運賃値上げを...
JR四国の西牧世博社長は30日の定例会見で、同社の2023年度決算が単体・連結とも4年ぶりの最終黒字となる見通しを示した。コロナ禍からの利用者の回復に加え、運賃値上げの効果もあるという。 西牧社長は会見で、「よほどのことがない限り経常、最終黒字は確保できる」と述べた。今年度の事業計画では、...