一定以上の所得がある75歳以上の人の医療の窓口負担が昨年10月から「2割」に引き上げられたことに伴い、受診を控える動きが見られることがわかった。厚生労働省が29日、分析結果を明らかにした。 75歳以上の後期高齢者の窓口負担は原則1割で、現役並みの所得がある人は3割だったが、昨年10月か...
前章では、75歳以上の医療費窓口負担額が変更となり、1割負担、2割負担、3割負担の違い、2割負担に変更となる人は一定期間の配慮措置があるということを解説してきました。一方、日本の医療費に関する制度には、他にも、1カ月間に医療機関の窓口で支払った医療費が一定の上限額を超えた場合には、超...
医療保険制度の見直しについて、厚生労働省が検討する改正案の全容が16日、わかった。75歳以上の高所得者の保険料上限を年66万円から80万円へと大幅に引き上げ、中所得者の保険料も増やす。これにより75…
75歳以上が2割超の都道府県は20年はゼロだが、50年には東京都以外のすべてで該当することになる。5年前の調査では75歳以上が20%を超えるのは45年に43道府県との推計だったが、高齢化が加速する。75歳以上の年間医療費(22年度)は1人あたり平均95・6万円で、75歳未満の24・5万円の4倍近く...
75歳以上が入る公的医療保険「後期高齢者医療制度」の4月からの保険料の全国平均(月額)は、2023年度までの2年間より507円(7・7%)引き上げられ、7082円となる見込みだ。7千円を超えるのは初めてで、過去最高となる見通し。 厚生労働省が全国の状況をとりまとめ、1日に発表した。後期高齢者が支...