一定以上の収入がある75歳以上の高齢者を対象に、病院などの窓口で支払う医療費の負担を1割から2割に引き上げる関連法の改正案が11日、衆院本会議で自民、公明両党などの賛成多数で可決された。負担増による受診控えや健康への影響を政府に調査するよう求めていた立憲民主党や共産党は反対した。議論...
医療費急増、語られなかった「2025問題」 現役世代に迫る負担 「1日でも長く」 60歳で認知症、同じ言動繰り返す妻に夫は願う 国民年金保険料 未納者+免除・猶予者で5割超 低年金に陥る恐れも 年金受給「75歳から」に遅らせるとどうなる?何歳からがお得なの? 遠のく老後の安心 世代間で平等な...
前章では、75歳以上の医療費窓口負担額が変更となり、1割負担、2割負担、3割負担の違い、2割負担に変更となる人は一定期間の配慮措置があるということを解説してきました。一方、日本の医療費に関する制度には、他にも、1カ月間に医療機関の窓口で支払った医療費が一定の上限額を超えた場合には、超...
75歳以上が入る公的医療保険「後期高齢者医療制度」の4月からの保険料の全国平均(月額)は、2023年度までの2年間より507円(7・7%)引き上げられ、7082円となる見込みだ。7千円を超えるのは初めてで、過去最高となる見通し。 厚生労働省が全国の状況をとりまとめ、1日に発表した。後期高齢者が支...
一定以上の収入がある75歳以上の医療保険料を引き上げる健康保険法などの改正案が11日、参院厚生労働委員会で自民党、公明党、国民民主党の賛成多数で可決された。12日の参院本会議で成立する見通し。75歳以上の約4割が負担増となる。高齢化による医療費増に加え、今後は少子化対策の財源確保のため、...