診察で患者の足をみる妹尾栄治さん(画像の一部を加工しています)=2023年12月9日、神戸市兵庫区、稲垣大志郎撮影 日本では、いつどこで大地震が起きるかわからない。能登半島地震の被害全容は今も明らかになっていない。首都直下地震は今後30年以内に70%の確率で起こるとされる。どうすれば被害を...
阪神・淡路大震災で倒壊した建物などから飛散したアスベストによる健康被害や、当時の経験がその後の災害にどう生かされてきたのかを考えるシンポジウムが12日、神戸市中央区であった。 研究者やNPO法人理事長、アスベスト被害者ら8人が登壇し、約150人が耳を傾けた。 国内では2006年に製造や...
ざせ 神戸の大学生が未来へ行動 最低限っておきたい「相続のキホン」とは? ペットトルの持続可能な未来をめざして 専門の理士がいちから答える「相続」の基本 働き方就活 動画ラキング 動画一覧 0:524米西部のキリスト教系学校で銃撃事件、2人死亡 容... 15:485解説人語】...
このうち、神戸市長田区の新長田駅南の再開発事業が昨年11月に完了したことで、すべての事業が終わった。 神戸市は、この事業で300億円超の赤字を背負うことになったうえ、地区の人口は増えたものの元の住民の多くは戻れず、復興事業のあり方が問われた。 兵庫県の震災関連の借金(県債)残高は、...
訓練を監督した新宮署の湯庭(ゆば)大悟・警備課長(51)は1995年1月19日、被災した神戸市須磨区に入り、火災現場での捜索活動や被害調査などに従事した。湯庭課長は「紀伊半島南部は災害が起きた時、速やかな応援は望めない。署員個々のレベルアップが必要だ。いざ発災した時への対応力を高めてほし...
消防士の姿を描いた、この絵について、神戸市の元消防士、糺(ただす)常寛さん(74)は「阪神・淡路大震災の日の自分を、写真で撮ったかのようだ」と話す。震災時の体験を聞きとった友人が描いた作品だが、糺さんの心労を心配し、10年近く渡せずにいた。
阪神・淡路大震災の3日後に営業を再開させ、多くの被災者が列をつくった銭湯「東湯(あずまゆ)」(神戸市兵庫区)が30日、閉店する。 コロナ禍に物価の高騰――。大災害を乗り越えた銭湯も時勢には勝てなかった。 現在の店主で3代目の平岡徹朗さん(51)は「これまで来ていただいたお客さんに、...
阪神大震災では時代による耐震基準の違いが、被害の差となってあらわれた。 神戸線は66年から81年にかけて開通。連続的に壊れた区間などでは、鉄筋コンクリートの柱は、コストを抑えるために柱の上部で鉄筋を減らす設計をしていた。鉄筋の量が変わる境界で大きく変形し、コンクリートがひび割...
神戸市長田区も輪島市も、古い木造住宅が多い地域で火災被害が起きた。国土交通省によると、大規模延焼などの危険が特に高い「地震時等に著しく危険な密集市街地」は全国に1875ヘクタール(2022年度)あり、燃えにくい建材を使った集合住宅への建て替え、道路の拡幅、公園の設置などで延焼のリスクを...