厚生年金の見直しをめぐり、厚生労働省が具体的な検討を進めている。5年間の有期給付となる女性(妻)の対象を段階的に広げる方針だ。対象を現行の30歳未満から40歳未満に変更し、その後、20年程度かけて60歳未満まで引き上げる考え。スムーズな制度移行をめざす。