武雄温泉―長崎間を結ぶ昨年9月23日の西九州新幹線開業により、特急の数は大きく減った。長崎と博多を結ぶ主なルートにあった肥前鹿島駅では発着する特急が1日上下計45本から14本に。利便性が低下する中、この1年、県を中心に肥前鹿島駅周辺の再開発計画が進められてきた。 ■築90年超の駅舎も活...
新幹線は武雄温泉―長崎が上下で1日44本、新大村―長崎を3本の計47本。同社は「朝方と夕方は1時間あたり片道で2本、日中は1本の運行」としている。 西九州新幹線の列車は6両編成で名称は「かもめ」。博多―長崎は最速1時間20分で、これまでより30分短くなる。 停車駅で3パターンを設定…...
地元長崎を拠点に活動を続ける、通販大手「ジャパネットたかた」の創業者、高田明さん(73)を訪ねた。 17日、長崎県佐世保市のジャパネットホールディングス本社。高田さんはこの地で、平戸市にあるカメラ店を営む実家から独立し、通販事業を拡大していった。長崎を含め、九州の魅力を知り尽くす...
終点の武雄温泉駅に到着すると、同じホームで在来線特急に乗り換える「リレー方式」で博多駅に向かうことができる。長崎―博多を乗り継ぐ自由席の料金は計5520円で、従来の在来線特急より460円高くなる一方、乗車時間は30分短縮される。運転本数は、武雄温泉―長崎間で上下44本。通勤客向けの新大村...
武雄温泉駅では、同じホームで在来線特急に乗り換える「リレー方式」で博多に向かうことができる。博多―長崎の自由席の料金は計5520円で、従来の在来線特急より460円高くなり、時間は30分短縮される。運転本数は、武雄温泉―長崎間で上下44本。通勤客向けの新大村―長崎間の上下3本を含め、1日計47...
もともと、長崎―博多間には新幹線と在来線の両方を走れる構造のフリーゲージトレイン(FGT)を走らせる計画だった。その車両の開発を国が断念したのが混迷のはじまりだ。県は速度を落とせば可能として開発再開を促したが、国交省側は「技術的に困難」との姿勢を変えず、開発関連設備の撤去も決...
博多まで行かないのに…新幹線かもめ、行き先表示「博多」のなぜ 【写真まとめ】「最短」西九州新幹線が開業 満席の予約で長崎駅出発 「最短」の西九州新幹線きょう開業 満席の一番列車、各駅で出発式 西九州新幹線開業、一番列車が長崎駅出発 「旅行需要の拡大に期待」 建設費6千億円超の西九州新幹...
武雄温泉―新鳥栖間については、乗り換えなしで博多までつながる「フル規格」を望むJR九州、国、長崎県と、在来線の活用を基本とする佐賀県の間で、整備の有無も含め調整がついておらず、武雄温泉駅での対面乗り換えも解消の見通しが立っていない。
約90年ぶりに市内に列車が走る佐賀県嬉野市では、新駅の嬉野温泉駅の隣に観光交流施設も備えた道の駅がオープンする。開業後、在来線と新幹線との乗換駅となる武雄温泉駅は、長崎との間で1日44本の新幹線が運行し、最短23分で結ばれる。博多への特急も約2倍の1日66本に増便される。