日本高血圧学会治療ガイドラインJSH2009 の特徴は①正常高値血圧をリスク層別化に加え,より厳格な降圧の重要性を明らかにしたこと,②24時間にわたる降圧の重要性,家庭血圧の重要性を示し,家庭血圧の降圧目標を明らかにしたこと,③糖尿病,慢性腎臓病(CKD) では130/80mmHg未満の降圧の重要性とと...
中でも糖尿病、たんぱく尿のある慢性腎臓病は特に重要で、高血圧以外にこれらの病気がある場合は、高リスク群に分類されます。生活習慣の修正は、血圧が正常高値レベル以上の全ての方に必要ですが、特に高リスクの方は、生活習慣の修正に加え早期の薬物治療の開始が望ましいと考えられています。