症例は80歳,女性.血便精査目的で近医より紹介入院.入院後の大腸内視鏡検査の前処置(腸管洗浄法) 中に虚血性大腸炎を発症した.その後,保存的に加療したが,発熱,下痢症状の改善がみられず,再度の大腸内視鏡検査を施行し,潰瘍底からの生検病理組織にて核内封入体を認め,虚血性大腸炎に続発したサイトメガロウ
collagenous colitisと診断した.ランソプラゾ一ルを中止 後,症状は改善した.6力月後の大腸内視鏡では縦走潰瘍は瘢痕化し,病理組織所見でもcollagen band の肥厚はほとんど消失していた.通常は慢性下痢症状で発症するcollagenous colitisであるが,急激な 腹痛,血便の虚血性大腸炎様症状で急性発症した点が特異...
病原性大腸菌0-157 (0-157)感染による腸管出血性大腸炎はVero毒素(VT)により引き起こされ,溶血性尿毒症症候群(HUS)などを合併し,重篤化する場合がある。腹痛や下血が主な症状であるが故に,虚血性大腸炎が鑑別となりうる。 今回,腹痛,下血を主訴に当科受診され,壊死型虚血性大腸炎盲轟い,開腹手術...
下腸間膜動静脈瘻; 下腸間膜静脈閉塞; 虚血性腸炎; 机译:下肠间膜动静脉瘘;下肠间膜静脉闭塞;虚血性肠炎; 入库时间 2022-08-19 06:45:05 相似文献 外文文献 中文文献 专利 1. 下腸間膜動静脈瘻による虚血性腸炎を呈した1例 [J] . 加茂実武, 不破相勲, 石山光富, 臨床放射線 . 2012,...