男性の育児休業取得率が昨年度、初めて3割に達した。若い世代を中心にさらに増える兆しもある。歩みを加速させ、夫婦で育児や家事に携わることが当たり前の社会の実現につなげたい。 厚生労働省が先月発表した23年度の雇用均等基本調査によると、民間企業に勤める男性の育休取得率は30%で、前年度の...
これまでも男性が取得可能な「育児休職」の制度はありましたが、数か月単位の休職が前提となるためキャリア面や生活面を考慮すると取得に躊躇する社員が多く、男性の育児休職取得率は日本IBM社内でもそれほど多くありませんでした。日本全体を見ても、2020年7月に厚生労働省が発表した「2019年度の男性...
育児休業をとった民間企業の男性の割合が2023年度は30・1%となり、前年度(17・1%)から13・0ポイント上昇して過去最高となった。学生らを対象にした調査では、男性の84%が育休取得を希望しているという結果も明らかになった。 育休の取得率は、厚生労働省が23年度の「雇用均等基本調査」として...
家事や⼦育ての分担を夫婦で分かち合いたいなら、⼥性のみならず、男性も育児休業を取らせてもらいたいという意⾒に関して、皆さん、はどう考えますか。私は、この意見には賛成です。 まず、何と言いても、男性も育児休暇を取れるおかげで、男性は女性の苦しさを分かっているからです。男...
しかし、実際には、男性の育児休業取得率は1. 56%(厚生労働省「雇用均等調査」(平成19年度))にとどまっているなど、制度利用率は極めて低く、制度を利用したいと思っているものの、実際には利用していない男性が少なからずいることが分かります(図表3参照)。 なお、育児休業制度を利用したい...
岡山県は7月、男性の育児休業に積極的な企業に上限100万円の奨励金を支給する独自事業を始める。県内の男性の育休取得率は全国平均を下回っており、県の担当者は「働きやすい職場風土を作り、男性育休が当たり前な社会にしたい」と話す。 県によると、男性従業員が通算14日以上1カ月未満の育休を取...
育児休業をとった民間企業の男性の割合が2023年度は30.1%となり、前年度(17.1%)から13.0ポイント上昇して過去最高となった。学生らを対象にした調査では、男性の84%が育休取得を希望してい…
厚生労働省の調査によると、2020年度の男性の育休取得率は12・65%と、女性に比べて極めて低い水準にある。従来の育休よりも取得のハードルを下げることで、男性の利用者を広げることをめざす。 企業側の義務も強化される。企業は来年4月から、男性、女性にかかわらず自身や配偶者の出産や妊娠を届...