製造や回収のコストがかさむことから、瓶に入った乳製品の生産量が激減している。一方で、銭湯での需要やレトロな魅力に活路を見いだそうという動きもある。 JR秋葉原駅(東京都千代田区)のホームにあるミルクスタンドは、愛好家から「牛乳の聖地」と呼ばれる。冷蔵庫には大手だけでなく、群馬、岐...
新型コロナウイルスの感染拡大で牛乳の消費が落ち込んだ4月、農林水産省は「プラスワンプロジェクト」を立ち上げ、牛乳の消費を呼びかけた=YouTubeから この生乳の供給バランスが崩れつつある。広大な土地に恵まれた北海道では生産量が増え、2019年度は409万トンと全国の55.6%を占める。ところが北海...
「牛乳の曰」の6月1曰、乳の学術連合は消費者や業界関係者など約200人を集め、牛 乳の日記念学術フォーラム「牛乳は子ども達を救えるか!-子ども達の成長、食生活に向 き合う」を東京で開いた。(一社)日本酪農乳業協会(」ミルク)との共催。乳の学術連 合は、「健康科学」「社会文化」「教育、食育...
減少傾向の牛乳生産 高校生の料理コンで消費拡大 写真・図版 7 / 7 前の写真 次の写真 最優秀賞の「シチュー春巻き」とチーム「アンプルール」の2人。シチューが「牛乳感たっぷり」と評価された=2024年2月11日午後3時15分、高知県酪農連合協議会提供 ...
さらに、学校が長期の休みに入ると、給食用の消費もなくなる。一時は約5千トンもの生乳が廃棄される恐れがあった。そして、春休みのいま、再び廃棄のリスクが高まっている。 岐阜県関市の「関牛乳」は、低温殺菌にこだわった牛乳をつくってきた。吉田宰志社長(50)の祖父母が、この地で80年ほど...
今春からは、道内に本部を置く「日本A2ミルク協会」による新しい認証制度が本格的にスタートした。酪農家からは、消費者の健康志向や、これまで牛乳を敬遠していた層へ消費拡大を期待する声があがる。 北海道有数の酪農地帯・十勝地方。4月19日、広尾町の豊似小学校の給食の時間に、地元の鈴木牧場...
大会事務局のJA高知県によると、県内で扱う生乳の生産は減少傾向が続き、2022年度は約1万8千トンで8年前に比べて約2割減。中でも飲用量は給食がなくなる高校からは低下することから、大会に参加した高校生たちの料理の感性をきっかけに消費拡大につながることを期待する。
瓶入り牛乳の生産量の推移 この写真の記事を見る 無断転載・複製を禁じます 関連ニュース 入手困難、鎌倉「クルミッ子」 脱「頼朝」で売り上げ10倍の快進撃 ミスド復活の兆し 黒船、コンビニ、安売り…再浮上導いた逆転の発想 粗悪品出回るNMN市場、消費者に不利益「野放しにしてはいけない」...
朝日新聞デジタル 減少傾向の牛乳生産 高校生の料理コンで消費拡大 写真・図版 3 / 7 前の写真 次の写真 創作料理を調理する高校生たち=2024年2月11日午後2時50分、高知市南久万、今林弘撮影 この写真の記事を見る無断転載・複製を禁じます...