弁が閉じられていなかったという原因には「信頼関係を損ないかねず、極めて遺憾」と指摘。原因究明と再発防止だけでなく、「改めて緊張感をもって作業を実施し、今後数十年にわたる処理水の海洋放出においても、このような事態を決して起こすことのないよう強く求める」などとした。 野崎哲会...
国と東京電力は、福島第一原発の処理水の海洋放出を8月に始めた。科学的な側面から「丁寧な説明」を繰り返したが、対話を求める漁業者や住民らとの溝は埋まらなかった。 原発の建屋には、2011年3月の事故で溶け落ちた核燃料(燃料デブリ)が残る。そこに雨や地下水が入り込むことで「汚染水」が増...
東京電力福島第一原発から放出された処理水について、東電は25日、放水口の周辺など10カ所の海水のトリチウム濃度を調べた結果を発表した。いずれの場所も検出できる限界値を下回ったといい、「放出に伴う異常な値は出ていない」と説明している。 東電は、24日午後1時過ぎに処理水の放出を始め...
汚染土利用に漂う不安な空気原発処理水放出、福島首長7割が反対 風評被害など懸念(記者解説)地元理解なき海洋
原発処理水の海洋放出を巡る提訴に向けて、記者会見を開く広田次男弁護士(左)と福島県いわき市の住民ら=2023年8月23日午後2時4分、同市の文化センター [PR] 東京電力福島第一原発の処理水が海に放出されることを受け、福島県などの漁業関係者や住民らが国と東電を相手取り、放出の差し止め...
※Xのサービスが混み合っている時など、ポストが表示されない場合があります。Xのログイン状態により、タイムラインに表示される内容が異なる可能性があります。 SNSアカウント asahi_fukushima 朝日新聞福島総局(X) アクセスランキング もっと見る 読まれています 昨日のトップ5 新年度...
東京電力の小早川智明社長は24日、福島県大熊町の福島第一原発内で報道陣の取材に応じた。直前に始めた処理水の海洋放出について「廃炉が終わるまで続く」とし、「(福島)県民や国民の信頼を裏切ってはいけない…
東京電力福島第一原発の処理水の海洋放出で、東電は10日、沖合約1キロ先の放水口から北東約200メートルの地点で採取した海水について、「検出限界値」(1リットルあたり10ベクレル前後)を上回るトリチウム濃度が確認されたと発表した。7日採取分が同9・4ベクレル、9日採取分が同11ベクレルだっ...
2回目の処理水放出を開始 前回と同じくタンクの水7800トン分 処理水放出、モニタリングの体制は? 海水に魚…東電や国が測定強化 福島第一原発デブリ回収、3度目の延期? 東電の代案「相当厳しい」 処理水放出から1カ月、周辺の海水や魚に異常なし 2回目は月末以降 【そもそも解説】処理水をなぜ...
東京電力福島第一原発から処理水の海洋放出が始まって24日で1年経った。現在は8回目の放出中だが、これまで海水や魚のトリチウム濃度に異常はみられず、県内の海産物で目立った風評被害も確認されていない。一…