大きな揺れや大津波を伴う昭和東南海などの南海トラフ地震は、おおむね100~150年の間隔で発生していることが古文書などでわかっている。 昭和東南海地震から80年。 政府の地震調査研究推進本部によると、20年1月現在、今後30年以内の発生確率は70~80%という。県は理論上最大クラスで、津波だけで...
現在,高い確率で発生が予測されている南海トラフ沿い巨大地震の地震動評価,及びその対策が急務となっており,そのための大規模数値計算によるシミュレーションが行われてきている。これらの巨大地震では,長周期地震動が長い伝播距離を伝播したのち,平野で増幅されるので,伝播経路地盤と平野の堆積...