高水準の回答が相次いだ=2024年3月13日午後0時36分、東京都中央区、内田光撮影 [PR] 今年の春闘について厚生労働省は2日、主要企業の賃上げ率が、基本給を底上げするベースアップと定期昇給を合わせて5.33%(前年比1.73ポイント増)だったと発表した。1991年以来33年ぶりの高水準となった。 「5%...
企業収益は過去最高水準が続いており、経営側がこの水準の賃上げで応じるのは当然だ。働き手の約7割が勤める中小企業の労使交渉は、これから本格化する。賃金水準が正社員の約7割にとどまる非正規社員の待遇改善にも、つなげるべきだ。 海外発のインフレの波及以降、物価上昇分を差し引いた実質賃金...
次の記事東京電力福島第一原発、廃炉はいつ完了する? 2024年3月16日5時00分この連載の一覧を見る その他の総合2面掲載記事 (ニッポンの給料)「労使共闘」歴史的賃上げ 「満額」ラッシュ、要求超えも (いちからわかる!)大手企業の春闘回答、労組ない中小には重要? こんなニュースも れいわ...
2024年10月16日16時32分 投稿 【視点】 大手との格差是正を進めるため、中小の労働組合に大手を上回る要求を促す方向性は分かりますが、現実問題として零細企業が置き去りになる懸念を感じます。 記事にある通り、連合の集計によると、今春闘での組合員300人未満の中小企業の賃上げ率は4.4…続き...
大手企業の賃上げについて記者会見する経団連の新田秀司・労働政策本部長=2024年8月5日、東京・大手町の経団連会館、木村裕明撮影 この写真の記事を見る 無断転載・複製を禁じます 関連ニュース 大企業夏のボーナス、過去最高の98万円 経団連集計、3年連続増加 中小企業の賃上げ3.62%、日商...
実質賃金、プラス転換はいつ? 今春闘は歴史的賃上げだったのに… 「価格転嫁で賃金格差解消を」 労組幹部が重視する中小企業の賃上げ 人件費は「おたくの問題」、価格転嫁に壁 中小企業の賃上げのカギに 中小企業の賃上げ幅、大手との差2倍以上に拡大 コスト転嫁が進まず 春闘は歴史的な高水...
【春闘2024】最新情報をタイムラインで詳報、主な要求の一覧表も 【イラスト解説】春闘がなぜニュースになるのか ベアって何? 【そもそも解説】春闘ってなに? 歴史的な物価高、賃上げ注目 中小企業の春闘も本格化、最高水準の要求に 価格転嫁が課題 (ニッポンの給料)上昇すれど、物価に追い...
歴史的な物価高を受けて始まった今年の春闘は北海道内でも大詰めを迎えている。大企業が正社員、非正社員ともに高水準の賃金伸び率を記録する一方、労働者の大半を占める中小企業の伸び率は抑制気味で、企業間格差は広がっている。 道内金融最大手の北洋銀行は15日、26年ぶりとなった昨年に続き、...
給与水準を上げて物価高に対応するには、年齢や勤続年数に伴う定昇ではなく、基本給を一律に底上げするベースアップ(ベア)が重要となる。ベア分が明確にわかる3639組合の平均は3.56%。実質賃金の計算に使う23年度の消費者物価指数の上昇率3・5%と同水準だった。 中小企業に波及するか 一方、連合...
連合と経団連の労使トップ会談の会場=2024年2月1日午前、東京都千代田区、片田貴也撮影 この写真の記事を見る 無断転載・複製を禁じます 関連ニュース 【そもそも解説】春闘ってなに? 歴史的な物価高、賃上げ注目 人件費は「そちらの問題でしょ」 価格転嫁できぬ中小、賃上げ進むか 賃上げ...