日本銀行は26日、追加利上げを決めた7月末の金融政策決定会合の議事要旨を公表した。政策委員の多くが、小幅に利上げしても金利が低水準にとどまることから、経済への影響は少ないとの見解を表明。ある委員は「緩やかなペースの利上げは、(金融)緩和の度合いを調整するもので、引き締め効果をもたな...
個人消費弱い中、踏み切った利上げ 歴史的な円安や自民総裁選背景に 岸田首相、追加利上げに理解示す 「政府・日銀は緊密に連携」 日銀が追加利上げ決定、0.25%程度に 国債買い入れ3兆円に減額 住宅ローン変動金利にも影響 追加利上げ、銀行も金利引き上げの動き こんな特集も 注目ニュースが1...
ハト派的政策: インフレ退治の結果として米国は景気後退に陥り、FRBは利下げに転じる。経済状況の悪化を前に日銀は政策正常化を棚上げし、資産買い入れプログラムを拡大する。景気後退により日本と米国の株価は下落する。米国の名目金利は日本の名目金利より大きく低下するため、円はドルに対して上...
いったん振り出しに戻ることを示したかったのだろう」 ――日銀は7月会合で、短期金利の誘導目標を0.15%幅引き上げ、0.25%程度に誘導することを決めました。その理由をどうみましたか。
日銀は6月会合での追加利上げを見送り、7月30、31日の会合で、短期金利の誘導目標を0~0.1%程度から0.25%程度に引き上げることを決定。植田和男総裁は、会合後の記者会見で、追加利上げを決めた理由の一つに、円安が物価の上ぶれをもたらすリスクを挙げていた。
日銀、金融政策維持を決定 物価への影響見極め、追加利上げ見送り 日銀は20日、金融政策決定会合(年8回開催、メンバーは総裁以下9人)で政策金利0・25%という現在の超低金利水準を継続することを決めた。 不人気政策である「利上げ」は、政権や与野党議員たちからはふだんでも格好の標的にされ...
私たちの生活に大きな影響を与える物価や金利。「物価の番人」と呼ばれる日本銀行の金融政策がその動向を左右する。日銀が3月19日に決めた「マイナス金利解除」は、今後の物価や金利にどのような影響を与えるの…
日本銀行の田村直樹審議委員は12日、岡山市で講演し、物価が見通し通りに推移すれば、政策金利を「少なくとも1%程度まで引き上げておくことが必要だ」と述べた。日銀は7月に0.25%に政策金利を引き上げており、田村氏は今後も利上げを段階的に進めていくべきだと強調した。 日銀は2026年度までの経...
こうした状況をふまえ、日銀は物価上昇を抑える金融引き締めではなく、むしろ「強力な金融緩和により、経済をしっかりとサポートすることが重要だ」(黒田氏)との立場で、金利抑制策を続ける方針を示している。 しかし、日銀が金利の抑制を続ければ続けるほど、利上げを進める米国との金利差は広...