通過できなかった受験生は来年、再受験できる。 教員採用試験の受験倍率は、全国的に低下傾向だ。23年度実施の都の教員採用選考でも、小中高、特別支援学校を合わせた倍率は1.6倍で、初めて2倍を切った。 志願者減に歯止めをかけるため、都教委は前倒し選考のほかにも、様々な取り組みをしている。
文部科学省は26日、公立学校教員の採用試験を来年から5月11日を目安に始めるよう、各地の教育委員会に要請した。今年の試験については従来より1カ月早い6月実施を要請していたが、さらなる前倒しを求めた。 教員採用試験は従来、多くの自治体で7月に行われてきたが、倍率が低下。民間企業の採用活動...