国語の場合、現行は現代文2題に古文、漢文の計4題が出題されていますが、2025年からは現代文に資料読み取り型の問題が1題追加され、試験時間も80分から90分になります。試作問題を見る限り、資料読み取り型の問題自体はそれほど難しくありませんが、全体の分量が増えるため、時間内でしっかり読み取...
22年秋、大学入試センターは25年に新課程に移行する共通テストの試作問題を公表しました。鈴木さんは、試作問題が示す最大の変更点を、「ライティングとスピーキングの統合をより意識した総合問題になったこと」としたうえで、「総語数も増え、英文を速く読む必要性が高まった」と分析します。
国語(配点200点)は103・28点、数学Ⅰ・A(同100点)は35・05点、英語リーディング(同)は51・40点、英語リスニング(同)は51・32点だった。 第2日程は、コロナ下の長期休校で授業が遅れたため初めて設けられ、現役生718人が出願した他、第1日程の追試験・再試験として計約1800人も受けた...
ちなみに、この問題で扱っている実験は2021年第2日程の第3問とほぼ同じである。 ・第4問は等電位線と電場・電流の関係、導体紙の抵抗率など、電気分野に関する物理的な考察力をみる出題である。 【出題形式】 ・大問をAとBに分けて異なる項目からの出題はなく、ひとつながりの問題で幅広い...
共通テストは、大学入試センター試験に代わり今年1月に初めて行われた。25年の共通テストを受ける高3生(今の中2生)は、22年度から導入される新学習指導要領をもとに学ぶため、出題教科・科目の見直しを検討してきた。科目を新設する一方で、質の高い出題を維持し、作問者の負担や印刷経費を減ら...
来年度から始まる大学入学共通テスト(共通テスト)の英語のリスニング問題に焦点を当てます。配点の比重は大学の判断で変えられるとはいえ、センター試験で50点だった「リスニング」が、「リーディング」とともに同じ配点の100点となり、存在感を増してきたのは確かです。2
英語民間試験併用の延期、国語・数学の記述式問題の延期などを経て今年1月に初めて実施された共通テスト(第1日程)の数学の問題を、学習塾「SEG」(東京都新宿区)の大澤裕一講師に解説してもらった。 ■解を導く力を測るべきなのに SEG講師・大澤裕一さん...