岸田政権が掲げる「異次元の少子化対策」を盛り込んだ「こども未来戦略方針」案の全容が判明した。児童手当は所得制限の完全な撤廃を意味する「全員を本則給付」と明記。支給期間を高校卒業まで延ばし、第3子以降は0歳から増額する。2024年度中の支給開始を検討する。 政府は、1日夕に開く予定の「...
「異次元の少子化対策」をめぐり、政府は1日、「こども未来戦略方針」案を公表した。児童手当は所得制限の完全な撤廃を意味する「全員を本則給付」と明記。支給期間を高校卒業まで延ばし、第3子以降は0歳から月3万円に増額する。2024年度中の支給開始を検討する。▼3面=財源先送り これらを含む来...
児童手当の所得制限撤廃は来年10月 年3.5兆円投入、首相が表明 写真・図版 2 / 3 前の写真 次の写真 政府の少子化対策「加速化プラン」の三つの柱と財源 この写真の記事を見る 無断転載・複製を禁じます 関連ニュース 児童手当、24年度中に所得制限撤廃へ 「異次元の少子化対策」素案 児童...
低所得のひとり親家庭などに支給される児童扶養手当の拡充策をめぐり、政府は所得制限の基準額を引き上げる方向で調整に入った。支給対象を拡大し、困窮世帯が手当を受けられなくなることがないようにする。年末ま…
低所得のひとり親家庭などに支給される児童扶養手当の拡充策をめぐり、政府は所得制限の基準額を引き上げる方向で調整に入った。所得制限ラインを引き上げることで、支給対象を拡大し、困窮世帯が手当を受けられな…
の茂木敏充幹事長は25日、衆院本会議で代表質問に立ち、中学生以下の子どもがいる世帯に支給される児童手当について、「所得制限を撤廃するべきだ」と述べた。旧民主党政権は児童手当の代わりに所得制限のない「子ども手当」を創設したが、自民党が「バラマキ」と批判。所得制限付きの児童手当を...
児童手当、来年10月分から三つの拡充 所得制限を撤廃、期間も延長 写真・図版 児童手当はこう変わる この写真の記事を見る 無断転載・複製を禁じます 関連ニュース 平時ほど遠い「膨張予算」閣議決定 歳出112兆円、過去2番目規模 使途追えないはずの予備費、管理簿が出てきて…省庁「個人...
児童手当の所得制限「反省する」 自民・茂木幹事長 岸田文雄首相が掲げる「異次元の少子化対策」について自民党の茂木敏充幹事長は29日、与野党の幹事長級が出演したNHK討論番組で、必要財源は「増税ありきで進めない」と述べた。自らも訴えた児童手当の所得制限撤廃は、制限をし続けてきた自民の...
子どもを育てる人に支給される児童手当が、10月から大幅に拡充された。所得制限の撤廃や支給期間の延長などで、これまで対象でなかった人にも支給される。ただ自治体に申請しなければならないケースもあり注意が…
少子化対策では、来年度からの3年間で集中的に始まる政権の「加速化プラン」の充実策が並んだ。 手厚いのが児童手当。来年10月分(支給は同12月)から、所得制限の撤廃、支給期間の高校生年代までの延長、第3子以降の支給額を月3万円に倍増――三つの内容を拡充する。支給回数は年3回から年6回...