受験生の「読む力」を見きわめたい――。こんな学校側の方針が、より顕著になっているようです。 その一方で読解問題を苦手にする受験生は例年、少なくありません。 私の経験では二つのタイプが見受けられます。一つは物語の登場人物の気持ちや、説明文の筆者の意見を聞かれている設問に対して...
まだまだ出題数は少ないながらも、グラフや図を読み取ったり、計算したりする問題が、国語でも見られるようになってきました。市川中学校<第1回>では、サッカーとラグビーのオフサイドのルールを本文から読み取り、図と照合させる問題が出題されましたが、それなりに手のかかる問題でした=...
これは特に数学の計算問題や英語・国語にあてはまります。 やり方を憶えるより練習量を多くすることで計算力や読解力が上がります。 また、英単語や漢字は繰り返し練習することが効果的なことはよく知られています。 単純な暗記に限ると人間は記憶したものを1日で約70%忘れてしまいます。
教訓的に流されることなく、美に対する 人間の持つ「情念」に共感するところから読み深めさせ たい このような少年である「僕」の心情を中心とした教材の捉 え方は、各社の国語科教科書に設けられている「学習課題」 にも見出すことができる。 たとえばそれは、「「僕」とエーミールでは、...
安田賢一郎先生(浜学園) 直前 入試のシーズンがはじまると、気持ちが落ちつかなくなるかもしれません。読解問題に取り組む心の余裕がなければ、知識事項の確認に集中します。まとまった時間をとらず、すきまの時間などに進めるだけでも十分です。ただし、…
前回に引き続き、中学入試の国語で求められる「読む力」をつける方法について、ご説明しましょう。今回は、南雲国語教室でも指導に力を入れている「読書」についてと、入試でよく出題されるテーマ、タイトルをご紹介します。 中学受験生にとってなぜ、「読書」が必要なのでしょう? 前回もお...
「にわかに」「おもむろに」「いぶかしい」――。日常会話の中で、大人なら知っているけれど、子どもはあまり使わないな……というような「難しい語句」が、国語の素材文にはよく出てきます。さらには、その意味をきく問いが出されることもあります。今回は、そうした難しい
読解は、思い込みで解かないことが大事。必ず素材文に戻ることを忘れないようにしましょう。 国語の試験中に陥りがちな状況とその対処法 【トラブル1/漢字や言語要素でわからないものが複数あった】 学校側が難しい問題を出しているということかもしれません。自分がわかるものはしっかり書...
中学入試の国語では、「読む力」があることが、何をおいても大切です。子どもたちが国語でつまずく原因は、「読めていない」ことがほとんど。そこで、南雲国語教室では、「読む」指導を重視しています。読む力をつけるにはどうしたらいいのか。今回から2回にわたってご説明します。今回は、...
中学入試の国語では、読解問題とは別の独立した大問(以下、独立問)として、語句知識の問題が出題されることがあります。独立問で出題頻度がとても高いのが、「ことわざ」「慣用句」「四字熟語」です。今回は、これらの学習方法についてお話しします。