この舞台は、昨年9月に死去した市川猿翁(三代目猿之助)さんが生んだスーパー歌舞伎の第1作。古事記を題材に哲学者の梅原猛さん(故人)が原作を書き下ろし、博多座では2013年以来の上演となる。 主人公のヤマトタケルは父である帝の怒りを買い、熊襲(くまそ)や蝦夷(えぞ)の討伐を命じられる。その過...