トヨタ自動車の今年の春闘が妥結した。要求に満額回答した一方、離職やグループ各社の不正などを受け職場課題の解決に時間を割いた結果、3年ぶりに回答指定日での妥結となった。 トヨタの業績は好調で2024年3月期の業績予想は、売上高43・5兆円、営業利益4・9兆円、純利益4・5兆円といずれも過...
職種や職位ごとに標準的な賃上げの要求額を示す方向に転換する。組合員に賃上げ水準をわかりやすく示す狙いだが、外部からトヨタ春闘の動向がいっそう見えにくくなる可能性がある。 執行部案では、事務職や技能職などの職種や職位ごとに、ベースアップや定期昇給を含んだ標準的な賃上げ要求額を示...
トヨタ自動車の労働組合は、今年の春闘でベースアップにあたる賃金改善分で月額4000円、ボーナスの「5か月分の賃金+20万」を要求していました。 組合側は、物価の高騰で賃金が目減りしたと賃上げを求めましたが、経営側は、厳しい経営状況を理由に定期昇給も困難と迫り、結局ベースアップゼロで妥...
賃上げを巡って労使が交渉する春闘。だが、トヨタ自動車の2021年の労使交渉で議論の中心になったのは、賃金ではなく、「デジタル化」や「脱炭素」といった経営の課題だった。基本給を底上げするベースアップ(ベア)を重視していたかつての春闘からは様変わりした。労使交渉を春だけに限る必然性...
春闘は13日、多くの大企業が労働組合の賃上げ要求に答える集中回答日を迎えた。物価高を受け、労組側からは歴史的な賃上げ要求が出され、高水準の回答が相次いだ。昨年の春闘で30年ぶりの高さとなった賃上げ率が、どこまで伸びるかが焦点となる。
トヨタ自動車の労働組合の春闘が様変わりしている。今春闘でも賃上げ要求の形を大きく見直した。労組にとって現実的な見直しは、外からは「内向き志向」にも映る。春闘相場の牽引(けんいん)役というかつての姿は…
ベースアップは要求したかどうかを公表せず、今春闘では賃上げ要求の形も大きく見直した。労組にとっては現実路線だが、「内向き志向」にも映る。かつて春闘相場を牽引(けんいん)した労組に何が起きているのか。 トヨタ労組は今春闘で、賃上げの形を大きく見直…...
トヨタ労組、「組合員平均」の賃上げ要求廃止へ 職種や職位ごとに 写真・図版 1 / 2 前の写真 次の写真 トヨタ自動車の社旗=愛知県豊田市 この写真の記事を見る 無断転載・複製を禁じます 関連ニュース トヨタ春闘様変わり、賃金より経営課題「交渉なのか?」 トヨタ労組、組織内候補断念の裏側...
27分前 自動車総連、賃上げ目安1万2千円 具体額示すのは7年ぶり 来春闘 被爆した医師を天皇が批判 専門家「罪の意識を刺激したと考えても」 選挙と「推し活」民主主義 従来的な市民像と「フォロワー」の違いは 主戦場がSNSの選挙、ファンダムが果たす役割 韓国の地方伝統の火祭り「咸安落火ノ...