認証不正をめぐってはダイハツが昨年12月、長年にわたる不正を公表。同社は多くの車種で「安全性に問題はない」としていたが、今回の2車種については安全性能基準を満たさない可能性があるとしていた。
型式指定が取り消されると再び認証されるまで大量生産ができなくなる。 この問題をめぐっては、昨年12月にダイハツが174の不正について公表。全車種で出荷を停止するという異例の事態となっていた。国交省はダイハツの本社(大阪府池田市)に立ち入り検査に入るなどして事実関係の確認をしていた。
ダイハツ工業は2023年12月20日、車両の認証試験をめぐる不正で、新たに174の不正が行われていたと発表した。不正はすでに生産を終えた車種を含む64車種と3種類のエンジンに及ぶ。同社は国内外で手がける全ての車両の出荷を当面停止する。親会社のトヨタ自動車も統治体制が問われる事態だ。 ダイハ...
ダイハツ工業の車両認証試験を巡る不正で、同社の車が安全性の基準に適合するか調べている国土交通省は15日、早ければ今月中にも検証結果の公表を始める考えを示した。国交省で安全性が確かめられれば、確認した車種ごとに出荷の再開を認める方針だ。 上司は基本「何とかしろ」、相談すると「で?
ダイハツ工業の車両認証試験を巡る不正で、国土交通省は25日、不正が確認された45車種について基準適合性の確認を終えたと発表した。すでに型式指定を取り消している3車種については基準適合性を満たしておらず、ダイハツに速やかにリコールを届け出るよう求めた。
車両認証試験をめぐる不正があったダイハツ工業の1月の国内新車販売(軽自動車と登録車)は2万243台と、前年同月より62・6%減った。不正問題を受け、昨年12月20日以降、国内工場が生産、出荷を止めて…
ダイハツ、現行車のほぼすべてで不正 国内外の全車種を出荷停止へ 写真・図版 1 / 4 前の写真 次の写真 認証手続きの不正を追加発表するダイハツ工業の奥平総一郎社長(中央)ら=オンライン会見の画面から この写真の記事を見る 無断転載・複製を禁じます ...
ダイハツ工業の車両認証試験を巡る不正で、国土交通省は19日、5車種について安全基準の適合性が確認できたとして出荷停止の指示を解除した。昨年12月20日に同社が全車両の出荷を停止して以降、国交省が出荷の再開を認めたのは初めて。 対象となるのは、ダイハツ・グランマックス(バンタイプ)と...
ダイハツ工業の車両認証不正を巡る問題で、同社は31日、国土交通省から出荷停止の指示が解除された15車種のうち2車種の生産を2月12日に京都工場(京都府大山崎町)で再開すると発表した。昨年末に国内すべての完成車工場を稼働停止して以降、生産を再開するのは初めて。 2車種は、OEM(相手先ブランド...
ダイハツ工業が車両の安全性を確認する衝突試験で不正をしていた問題で、現在生産しているほぼすべての車種で不正が行われていたことが20日、わかった。不正拡大を受けて、同社は国内外のすべての車種の出荷を停止する方針だ。 一度の「成功体験」が現場を追い込んでいった ダイハツ変容の転機...