私たちの生活に大きな影響を与える物価や金利。「物価の番人」と呼ばれる日本銀行の金融政策がその動向を左右する。日銀が3月19日に決めた「マイナス金利解除」は、今後の物価や金利にどのような影響を与えるの…
日銀が昨年7月に追加利上げをした際には多くの銀行が短プラを上げ、10月に変動金利も引き上げた。変動金利は4月と10月に見直す銀行が多く、4月に見直せば7月の支払い分から影響が出る。 【そもそも解説】日銀が追加利上げを決定 金利はどこまで上がるの? 負担はどのくらい増えるのか…...
日銀は18日、19日の2日間、政策決定会合を開き、当面の金融政策について話し合ってきました。 日銀は10月に金利を0.2%引き下げましたが、景気が急速に悪化し、アメリカが事実上のゼロ金利政策をとったことで円高が進む中、追加の利下げに踏み切るかが焦点となっていましたが、7対1の賛成多数で...
修正の理由として日銀は、長期金利操作の舞台になる国債市場の機能低下を挙げた。様々な期限に応じた金利の間の関係がゆがみ、このままでは「企業の起債など金融環境に悪影響を及ぼすおそれがある」という。 昨年来の世界的なインフレの進行を受け、米欧は急激に金利を引き上げてきた。その中で日...
修正の理由として日銀は、長期金利操作の舞台になる国債市場の機能低下を挙げた。様々な期限に応じた金利の間の関係がゆがみ、このままでは「企業の起債など金融環境に悪影響を及ぼすおそれがある」という。 昨年来の世界的なインフレの進行を受け、米欧は急激に金利を引き上げてきた。その中で日...
日本銀行は8日、地域経済報告(さくらリポート)を公表し、全国9地域のうち、近畿と北陸を前回4月から引き上げ、北海道と四国は引き下げた。ほか5地域は据え置いた。日銀が追加利上げの判断材料に挙げる賃上げ…
日本銀行は19日の金融政策決定会合で、11年にわたる大規模な金融緩和策を終えると決めた。マイナス金利を解除して17年ぶりの利上げに踏み切り、長期金利を低く抑え込む枠組みも撤廃する。手段、規模とも異次元の領域に踏み込んでいた日銀の金融政策は、大きな転換点を迎えた。
住宅ローンや企業の借り入れなど、様々な金利に影響する長期金利の上昇が日米で止まらない。日本では23日、10年ぶりの高水準をつけた。背景には、中央銀行が景気を冷やすための利上げを続けてきたのに、なかなかブレーキがかからない米国経済の強さがある。 23日の東京債券市場では、長期金利の...
日本銀行は28日の金融政策決定会合で、大規模緩和策の柱としてきた「イールドカーブ・コントロール(YCC)」の修正を決めた。低く抑え込んでいる長期金利の上限を「0・5%程度」から1・0%へと事実上、引き上げる。植田和男総裁が今春就任してから3回目の会合で初めて緩和策修正に踏み切った。▼...
住宅ローンや企業の借り入れなど、様々な金利に影響する長期金利の上昇が日米で止まらない。日本では23日、10年ぶりの高水準をつけた。背景には、中央銀行が景気を冷やすための利上げを続けてきたのに、なかな…