この記事では「年金繰り下げの注意点は? デメリットはないの?」「年金繰り下げが向いている人はどんな人?」といった疑問を持つ人向けに、判断材料となる情報を網羅的に、できるだけわかりやすくお伝えします。 <目次> 1.年金繰り下げと年金繰り上げの違い 公的年金(「老齢基礎年金」と「老齢...
ただし、妻の年金だけ繰り下げるのはOKです。例えば、Reライフ世代の女性の年金は、100万円以下の人が多く、基礎年金が満額で年78万円に加え、勤めていた頃の厚生年金が5~10万円くらい上乗せされる。なので、繰り下げて年金額が増えても、120万円の非課税枠の範囲内に収まる場合が多いのです。...
なお、老齢基礎年金と老齢厚生年金の両方がある人は、どちらか片方だけを繰下げ受給することも可能です。 繰下げ受給をすれば毎月の受給額は増えますが、 存命期間によっては受取る総額はどちらが得になるかはわからない、という点には注意しましょう。 老後の備えにおすすめの方法 国民年...
・ 国民年金の繰下げ受給 といった事を挙げていますが、これはあくまでも、「これらの方法を利用できるだけの金銭的な余裕がある人」に対しての話です。 ですから、自営業者やフリーランス(自由業)として十分な稼ぎがない人は、少ない稼ぎの中からあれこれと年金を増やす努力をするよりも...
仮に40年(480月)分の満額の国民年金 を受給できるならば、最大5年間の繰り下げを選択した場合は約80万円(1月約6.6万円相当)×142%=約113万円(1月約9.4万円相当)となります。自営業夫婦で共に満額の国民年金を受給できる場合、 65歳からの受給では2人分で約160万円の年金(1月約13.3万円相当...
辻 社会保険労務士事務所は、皆さまの会社経営を幅広い知識と豊富な経験により、しっかりとサポートいたします。労働基準監督署・年金事務所の調査対応、就業規則作成、人事考課制度・賃金体系・退職金制度の見直し、助成金の申請、労働・社会保険の手続き・給与
国民年金については繰り上げ受給を選択しない限り65歳からの支給ということで理解しやすいのですが、こと厚生年金の受給開始年齢に関しては、生年月日によって何歳からどの程度の厚生年金(定額部分=1階部分、報酬比例部分=2階部分)の年金がもらえるのか人それぞれですので、自分の先輩や後輩の...
65歳以降の老齢厚生年金には「繰下げ」によって増額される制度がありますが、特別支給の老齢厚生年金にはありません。 5年後に請求したら、5年分が同じ受給額でまとめて振り込まれるだけです。 とくに「黄色い封筒」の人は、加入期間が短かっただけに受給できる年金額も少なく、可能な限り受給...
企業型確定拠出年金のみの加入者 1 人当たり年間 55.2 万円が 61.2 万円に,確定給 付型と企業型確定拠出年金の加入者 1 人当たり 27.6 万円が 30.6 万円に,職場に企業年金 のない従業員の個人型への拠出は 21.6 万円が 27.6 万円に,それぞれ引き上げられる7.要 するに,引き上げ実現後の最大...
(平成14 年 5 月 15 日公表、5 月 17 日社会保障審議会提出)<http://.mhlw.go.jp/houdou/2002/05/h0515-1.html>は、新人口推計(平成14 年1 月推計)に基づき、かつ昨今の経済状況に基づいて、名目賃金上昇率・物価上昇率・運用利回り・名目国民所得の伸び率について数値を下げて再計算...