文化伝承者の宇梶静江さん=2024年3月20日午後3時47分、北海道白老町、上保晃平撮影 [PR] サケはアイヌ語で「シペ」(尊いもの)や「カムイチェプ」(神の魚)と言って、捨てるところがないんです。とにかくたたいてミンチにすれば食べられるからね。 父ちゃんは鼻っこのところの軟骨が好きで...
次の写真 ラポロアイヌネイションの報告会でゲストとして発言する宇梶静江さん=2024年2月18日、札幌市北区、上保晃平撮影 この写真の記事を見る 無断転載・複製を禁じます 関連ニュース 差間正樹さん死去 アイヌ民族団体会長、遺骨返還や先住権訴訟に尽力 世界の先住民族は今も闘っている アイヌと各...
(1面から続く) ――誕生日の1933(昭和8)年3月3日は、東北の三陸沖でマグニチュード8・1の巨大地震が起きた日です。 「昭和三陸津波」と呼ばれた大津波が北海道にも押し寄せ、近所の人たちは小高い
――誕生日の1933(昭和8)年3月3日は、東北の三陸沖でマグニチュード8・1の巨大地震が起きた日です。 「昭和三陸津波」と呼ばれた大津波が北海道にも押し寄せ、近所の人たちは小高い場所に避難しました。ですが、母は地震が起きる前に産気づき、父や付き添いの人たちと一緒に自宅にい…...
北海道浦幌町のアイヌ民族団体「ラポロアイヌネイション」が18日、先住民族の権利(先住権)への理解を深めようと開いた国際シンポジウムやその成果としてまとめた共同宣言について、札幌市北区の北海道クリスチャンセンターで報告会を開いた。アイヌ文化伝承者の宇梶静江さん(90)ら約100人が参加した。
アイヌ民族の先住権訴訟「会長の遺志引き継ぐ」 宇梶静江さんら登壇 写真・図版 1 / 4 前の写真 次の写真 報告会で発言する前列の宇梶静江さんと、登壇した貝澤耕一さん(後列左)、沖津翼さん、差間啓全さん(後列左から3番目)とラポロアイヌネイションのメンバー=2024年2月18日、札幌市北区、...
前の写真 次の写真 ラポロアイヌネイション会長代行の差間啓全さん=2024年2月18日、札幌市北区、上保晃平撮影 この写真の記事を見る 無断転載・複製を禁じます 関連ニュース 差間正樹さん死去 アイヌ民族団体会長、遺骨返還や先住権訴訟に尽力 世界の先住民族は今も闘っている アイヌと各国の先住民...
社会に存在するさまざまな「境界」の今を探り、問題解決には何が必要か、望ましい境界の未来を模索する連載企画「ボーダー2.0」。今回は、詩人でアイヌ文化伝承者の宇梶静江さんに、人に上下をつけない社会のあ…