開成(東京)在学中に3年連続出場し、第11回大会(2008年)で「それぞれに花火を待つてゐる呼吸」が最優秀句に選ばれた俳人の村越敦さん(33)は妻里織さん(35)と都内から訪れた。郷里の多摩川花火大会の印象に基づき、「打ち上げ前の人々の息遣い、にぎやかながら静謐(せいひつ)な、張り詰めた雰...
服部さんは「『栄』のエネルギッシュさを句に出したかった。去年の全国大会予選で負けた悔しさを糧にしてきた。決勝の舞台で勝てて良かった」と達成感をにじませた。 大会で最も優れた句に贈られる最優秀賞は、東京家政学院の岡智咲恵さん(1年)の「戦死者のハンカチ青しそれを振る」が選ばれた...