夏に産卵(さんらん)し、土の中で幼虫になって冬を越(こ)し、6月ごろにさなぎになって、7月ごろに成虫になる。成虫は飼育されていると数カ月生きることもあるけれど、自然のなかではそこまで長く生きられない。 カブトムシの生態を調査してきた山口大学理学部准(じゅん)教授の小島渉(わたる)...