二酸化炭素(CO2)の排出量に値付けして売買する取引の場が今月、官民で相次ぎ生まれた。これまでは売り手と買い手の相対取引中心で、売買に時間や手間がかかった。企業の負担を減らして売買を活発にし、「脱炭素」を進めるねらいだ。 東京証券取引所は11日にカーボン・クレジット市場を始めた...