JR側が乗客減や燃料費高騰などで経営が苦しいとして理解を求めた一方、市民団体の代表らからは「通学定期の値上がりは家計の負担が大きい」などと撤回を求める声が相次いだ。 JR北は6月、所管する国土交通省に運賃の値上げを申請。認められれば、初乗り運賃は今より10円高い210円に、特急料金を含む...
国土交通省は29日、JR九州が申請していた平均15.0%の運賃・料金値上げを認可したと発表した。来年4月1日に実施される。消費増税時を除くと、値上げは1996年以来29年ぶり。 平均の引き上げ率は、運賃14.6%▽通勤定期30.3%▽通学定期16.0%▽新幹線特急料金12.4%。在来線特急料金や座席指定、グリーン料...
「こんなに人が乗ってるのにやっぱり値上げしないと間に合わないんですかね」 茨城県大子町では水戸市などと結ぶ鉄道が郊外へ移動する主な公共交通機関になっています。 「ちょっと困りますね。ご時世なので仕方ないと思うんですけども、やっぱりどうしてもね」 ...
JR北海道は28日、来年4月からの平均7.6%の運賃値上げを国土交通省に申請した。認可されれば、初乗り運賃は現行より10円高い210円になる。値上げは、消費税率引き上げに合わせて平均で11.1%(消費税増税分を除くと9.1%)値上げした2019年10月以来5年半ぶり。物価高騰などで厳しさが増す経営状況の改善を図...
JR西日本は15日、2025年4月からの運賃体系の改定を国土交通省に申請したと発表した。大阪環状線内の割安な運賃体系を廃止して値上げする一方で、京阪神地域の「電車特定区間」の範囲を拡大し、地域内は統一の運賃体系にする。環状線内は10~30円の値上げになり、新たに特定区間に入る地域では大半で値下げ...
20年前は発行から1年ほどで流通する紙幣の約60%が入れ替わった。今回もしばらくは新旧の紙幣が併用される。 道内の交通機関などの対応は遅れている。 JR北海道では、道内322…
JR東海の金子慎社長は4日、大阪市内で会見し、東海道新幹線の指定席特急料金について、混雑する時期の料金値上げを検討していることを明らかにした。料金に差をつけ利用を分散させるのが狙い。実施時期は明言を避けた。 現在の指定席特急料金は混雑の時期ごとに「繁忙期」「通常期」「閑散期」の3種類が...
綿貫社長は、国が赤字ローカル線を含む地域交通の再構築を支援する補助制度を創設したことに触れ、「全国的にローカル線のありかたに関する検討が始まっており、あらゆる可能性を排除せずに検討していきたい」と語った。 道議からは「早急にJRの考え方を示して自治体と協議に入るべきだ」「地方に...