JR東海は13日、東海道・山陽新幹線の車内にある共用トイレの約半数を女性専用に変更する計画を発表した。同社が車内に女性専用トイレを設けるのは初めて。今月以降から順次供用され、来年3月15日のダイヤ改定以降は全ての編成で設けられる予定だ。 16両編成で運行する車両が対象で、奇数号車(多...
JR東海が29日発表した2024年9月中間決算は、純利益が2336億円(前年同期比19.8%増)だった。台風の接近や東海道新幹線の保守用車両の脱線事故による運休などがあったものの、鉄道の利用者が回復し、コロナ禍前の水準に近づいている。 売上高は8738億円(同6.9%増)だった。百貨店や商業施設の賃料収入、ホ...
東海道・山陽新幹線を走る「のぞみ」の自由席について、JR東海と西日本は3日、2025年春に3両から2両に減らすと発表した。のぞみの自由席が通期で見直されるのは初めて。指定席を増やし、利用者の着席ニーズに応えるという。 自由席車両1~3号車の計250席のうち、3号車85席を指定席に変更する...
東海道新幹線を走るN700S=JR東海提供 [PR] JR東海の最大労組「JR東海ユニオン」は、今年の春闘で1万2千円のベースアップ(賃金の底上げ)を要求する方針だ。6日の中央委員会で決定し、週明けにも会社側に要求を出す。 同社は昨年の春闘で、基本給と調整(地域)手当の合計で、過去最高となる1万1100...
新幹線N700Sの1編成、7、8号車の間に一つ設ける。現在は、6編成にあるのを来年3月までに計16編成に、再来年3月までに計49編成に設置する。利用料金は10分につき200円。30分を超えると10分につき300円。 一方、のぞみの7号車に導入していたパソコンやスマホを気兼ねなく使えるエスワーク車...
開業から60年が経過した東海道新幹線は、車両や運行システムの進化を続けてきた。だが、世界最高水準を誇る性能とは裏腹に、国が旗を振る海外展開戦略は、思うように進まない。JR東海で海外高速鉄道プロジェクトを担当する加賀山慶一執行役員に、海外展開の意義と課題を聞いた。 台湾は「地元に根付い...
JR東海が、在来線の特急に新しい車両を約30年ぶりに投入した。軽油を燃料に排ガスを出して走る気動車なのに、「環境にやさしい」とPRする。その実像は。
リニア中央新幹線山梨工区で静岡、山梨県境付近の地質や地下水の状況を調べるため、JR東海は20日、山梨県側で高速長尺先進ボーリング調査を再開したと発表した。南アルプスのトンネル掘削工事に先立つ調査で、昨年10月、機械のメンテナンスのため静岡県境から459メートル手前で中断していた。 JR東...
東海道新幹線の豊橋―名古屋間で18日昼に停電が起き、列車が最大4時間半遅れて約11万人に影響が出たトラブルで、JR東海は20日、架線の金具が折れてショートし、架線が切れたことで停電に至った可能性が高…
JR東海は23日、リニア中央新幹線の岐阜県駅(仮称)の新設工事の工期を2031年12月までに変更すると発表した。当初予定していた25年3月から6年9カ月遅れる。用地取得の手続きが長期化していることなどが要因という。34年以降としている東京・品川―名古屋間の開業時期に影響はない、としている。