国際通貨基金(IMF)は16日、「世界経済見通し」を改定し、今年の世界の実質経済成長率を3・2%、2025年を3・3%と予想した。前回4月時点の見通しと比べると、今年は横ばいだが、来年は0・1ポイントの上方修正となる。 先進国の経済は、米国をのぞいて力強さに欠けるが、インフレ率の落ち着きもあ...
米ワシントンにあるIMF本部=2022年4月、北川慧一撮影 [PR] 国際通貨基金(IMF)が26日公表した最新の「世界経済見通し」では、日米欧などの経済成長率が軒並み引き下げられ、先進国経済の減速が際立った。IMFは、ロシアによるエネルギー供給の停止や物価高(インフレ)など下ぶれリスクが続けばさ...
北京市内で会見を開くIMFのギータ・ゴピナート筆頭副専務理事(左から2番目)ら=2024年5月29日、鈴木友里子撮影 [PR] 国際通貨基金(IMF)は29日、今年の中国の経済成長率の見通しを4月時点から0.4ポイント引き上げ、5.0%になるとの予想を公表した。1~3月期の国内総生産(GDP)が堅調だったこと...
国際通貨基金(IMF)は9日、日本の経済見通しを発表した。政府が昨年11月にまとめた定額減税などの経済対策を「的が絞られておらず、妥当ではなかった」とし、現金給付を抑えて財政再建に軸足を移すべきだと強調した。 IMFは、政府が進める1人4万円の定額減税を「債務状況を悪化させる一方で、成長への影...
有料記事2024年5月30日 5時00分list[PR] 国際通貨基金(IMF)は29日、今年の中国の経済成長率の見通しを4月時点から0・4ポイント引き上げ、5・0%になるとの予想を公表した。1~3月期の国内総生産(GDP)が堅調だったことや、苦境が続く不動産業界に対する政府の支援策を評価した。中国政府は今年...
国際通貨基金(IMF)は23日、新型コロナウイルスの感染拡大により、今年の世界経済の成長率がマイナスに転じ、「少なくとも(リーマン・ショック時の2008年前後の)世界金融危機と同規模か、さらに悪い景気後退をもたらす」との見通しを示した。IMFのゲオルギエバ専務理事は同日、主要20カ国・地域(G...