子宮頸がん予防のHPVワクチン、「9価」来年4月から定期接種に 日本では、定期接種の対象となる「2価」「4価」、対象外の「9価」と、三つのワクチンが流通している。それぞれ何種類の型の感染を防ぐかを表し、2価は16型、18型の感染を防ぐ。4価はこの二つのほか、良性のイボ(尖圭〈せんけい〉...
子宮頸(けい)がんなどの原因となる9種類のヒトパピローマウイルス(HPV)の感染を防ぐ「9価ワクチン」が、原則無料の定期接種となる。来年4月から始まることが決まったが、それまで接種を待ったほうがいい…
防げる型の数によってワクチンは、「2価」「4価」「9価」に分かれています。 男性もうてるこの「ガーダシル(4価)」というワクチンだと、子宮頸がんの場合、7割くらいが予防できます。女性向けには最近、「シルガード9」という9価のワクチンの販売が始まり、それだとだいたい9割ぐらい...
1996年九州大学医学部卒。九州大学第一内科入局。福岡市内の一般病院に内科医として勤務。趣味は読書と釣り。医療は奥が深いです。教科書や医学雑誌には、ちょっとした患者さんの疑問や不満などは書いていません。どうか教えてください。みなさんと一緒に考えるのが、このコラムの狙いです。
連載内科医・酒井健司の医心電信 前の記事胃がんと肝がんの死亡率、順調に減少してきた理由は? 2022年9月19日9時00分 次の記事定期接種になる9価HPVワクチンとは 多くのタイプの予防に期待 2022年10月10日9時00分この連載の一覧を見る