日本のGDPデフレーターの推移と要因 値上がりした分が賃金にどう回ったのかをGDPデフレーターから計算したところ、23年度の上昇分(4.1%)のうち、賃上げ要因は0・3%分にとどまった。割合では1割に満たない。残りには企業収益や固定資産の減少分、間接税が含まれるが、「大半は企業収益と考え...
欧州や日本、中国の景気見通しがさえない中、当面は米国が世界経済を引っ張る構図になりそうだ。 GDPの約7割を占める個人消費は3・7%増(前期は2・8%増)で好調だった。サービス消費が底堅く推移し、物品では医薬品や自動車などがよく売れたという。企業の設備投資は3・3%増(前期は3.9%増)だっ...