16日に公表される2024年1~3月期の国内総生産(GDP)1次速報について、おもな民間エコノミストの予測が出そろった。物価変動の影響をのぞいた実質成長率の平均値は、前年10~12月期と比べて年率換算で1・17%減で、2四半期ぶりのマイナス成長を見込んでいる。個人消費と設備投資が停滞し、輸出も...
中国国家統計局が17日に発表した4~6月期の国内総生産(GDP、速報値)は、物価変動の影響を除く実質成長率が前年同期比で6・3%だった。1年前の上海のロックダウン(都市封鎖)からの反動が大きいため高めの数字となったが、足元では回復ペースの減速が明らかだ。▼経済総合面=「日本病」への不安、...
【解説】付加価値の合計を表す指標 労働分配率にも高まる注目 宮宇地俊岳・追手門学院大教授 追手門学院大の宮宇地俊岳教授が各回のカギとなる経済用語を解説します。 ◇ GDP(Gross Domestic Product)とは、一国内で新たに生み出された「付加価値」の合計を表す指標で、国内総生産を意味します。 例を...