「自分たちに合っている」という明るい曲調の「レトロ」で盛り上がった後、自由曲では一転して和の表現に挑んだ。三善晃作曲の「竹取物語」。曲の後半では木管と、低音・打楽器のリズムが交錯するが、手拍子で練習するなど「身体にしみこませて」自分たちのものにしてきた。 部長で打楽器の遠...
「39歳のとき、マンションの駐車場に夜、車を止めると、右隣の車の助手席に女性が座っていました。本物の人に見えるのに、驚くと一瞬で消えた。それが繰り返し起こりました。最初の異変です。幻視という症状でした」 ――病院へ行きましたか。 「いいえ。健康でしたし、目の錯覚と思ってい...