体が徐々に動かなくなっていく難病の筋萎縮性側索硬化症(ALS)について、京都大などのチームは12日、iPS細胞を使って見つけた治療薬の候補を患者に飲んでもらう2段階目の臨床試験(治験)で有効性が示唆されたと発表した。進行の抑制が認められた患者もいたという。ALS治療薬としての承認をめざし...
体が徐々に動かなくなっていく難病「筋萎縮性側索硬化症(ALS)」について、京都大などのチームは30日、iPS細胞を使って見つけた治療薬候補の「ボスチニブ」を飲んでもらう治験の結果、一部の患者で進行を止められた可能性があると発表した。ALSの進行を食い止めた例は世界初とみられる。 チーム...
意思伝達装置のイメージ [PR] ALS(筋萎縮性側索硬化症)は筋肉の病気ではなく、体を動かす運動神経が変性する病気だ。日本ALS協会によると、日本には約1万人の患者がいて、毎年2300人が新たに発症する。20代、30代で発症することもあるが、多くは50代以上。祖父母や両親など家族に患者のいるケ...
全身の筋肉が次第に衰えていく難病、筋萎縮性側索硬化症(ALS)の原因となるたんぱく質の新たな働きを、大阪大などのグループが見つけた。もともとは、細胞内の「たんぱく質合成工場」のメンテナンスに重要な働きをしていることがわかった。ALS発病の仕組みや治療法の開発につなげたいとしている...