厚生労働省は27日、米バイオジェンが開発した筋萎縮性側索硬化症(ALS)の新たな治療薬「トフェルセン」を承認した。SOD1という遺伝子の変異がある患者が対象となる薬で、ALS患者の約2%にこの変異が…
厚生労働省は27日、米バイオジェンが開発した筋萎縮性側索硬化症(ALS)の新たな治療薬「トフェルセン」を承認した。SOD1という遺伝子の変異がある患者が対象で、ALS患者の約2%にこの変異がある。 ALSは運動神経が変性する難病で、全身の筋肉が次第に動かなくなっていく。国内の患者数は約1万人で...
日本ALS協会によると、日本には約1万人の患者がいて、毎年2300人が新たに発症する。20代、30代で発症することもあるが、多くは50代以上。祖父母や両親など家族に患者のいるケース(家族性)が5~10%を占めるが、それ以外の「孤発性」の場合、原因や発症リスクはほとんどわかっていない。 発症か...