松本: うーん、診断タイミングに対しては特に思うところはないのですが、今思えば、もっと早くから「大人になってからどう対応すればいいのか」を考える時間は持ちたかったですね。中学時代、学校の先生に相談したけれど「クレペリン検査*の結果を見てもあなたには問題が見当たらない。ADHD...
自分の意思とは関係なく、勝手に体の動きや声を繰り返してしまうチック症は、子どもの10人に1~2人が発症するありふれた病気だ。多くは自然によくなるが、運動チックと音声チックが1年以上続く場合、トゥレット症と診断される。 10~12歳ごろに症状のピークを迎える人が多く、大人になって...