大手電力9社の2022年4~6月期決算が29日出そろった。火力発電の燃料価格が高騰し、9社のうち6社の純損益が赤字だった。東北電力は電気料金を値上げし、家庭や企業に負担増を求めると発表した。 未発表の東京電力ホールディングスを除く9社のうち、東北、北陸、関西、中国、九州、沖縄が営業損益、経常...
石油や天然ガスなど国際的な資源価格が下落している影響が大きいという。これまで国内企業物価を押し上げてきた電力・都市ガス・水道は5・3%上昇と、前月(12・8%)より伸びが大幅に小さくなった。 ただ、企業が原材料費や物流費の上昇を、販売価格に転嫁する動きはまだ続いている。日銀が公...
東京電力管内の「電力需給逼迫(ひっぱく)注意報」が解除された。電力供給の余裕を示す予備率は7月以降はやや改善する見通しだが、綱渡りが続く。企業は対策を進めているが、不安の声もあがっている。
大手電力の4-6月期決算、減益相次ぐ 沖縄電力は赤字 写真・図版 電気代 この写真の記事を見る 無断転載・複製を禁じます 関連ニュース 8月の電気・ガス料金、補助再開で値下がり 時限措置に懐疑的な声も 日本原子力発電、原発停止でも黒字確保 敦賀2号機の再稼働は不透明 柏崎刈羽原発、...
大手電力10社の2023年4~6月期決算が2日に出そろい、3社が増益となり、6社が前年同期の赤字から黒字に転じた。ロシアのウクライナ侵攻などで高騰した火力発電の燃料価格が昨秋をピークに下がっていることや、事業者向けの電気料金の値上げなどが利益を押し上げた。 10社の売上高は前年同期と...