京都を知る 矛盾に満ちあふれた千二百年の都 小倉紀蔵失望するレベル。けばけばしい都を批判する。虚像を拒絶する良質の書だ。千二百年の矛盾と悲哀の都。 裏面を知るのに、よい本。黒川創の哀切な小説『京都』(新潮社・1980円)だ。京都を描いた名作とい…2024年10月16日10時0
そう明かす黒川創さんの『彼女のことを知っている』(新潮社)は、1970年代から2020年代まで、時代と性に向き合う小説だ。 京都のヒッピーたちの作った喫茶店で、小暮ミツオがアルバイトをしていたのは70年代。性の解放が叫ばれたころだった。15歳で年…...
京都府庁旧庁舎で、名建築と桜のコラボレーション 女性は一方的な欲望の対象? 天童荒太さん、性的「同意」への違和感 篠原ともえさんの歌詞に導かれた「拓郎節」 「飛鳥Ⅲ」7月デビュークルーズ 注目の船内施設は 元高級洋食店だった銀座ウエスト 品格と気安さ同居 「東京の台所」を語る、大平...