神奈川県立生命の星・地球博物館の写真データベースで公開されていた、伊豆半島近くの海で撮られた写真に、白黒しま模様のゲンロクダイに似た魚を見つけ、チームは新種ではないかと推測。 海外を含む各地の標本を取り寄せ、長い口先などの形や色といった特徴を調べ、6年かけて新種と証明した。
著者は大学や水族館のスタッフではなく、大手化学メーカー勤務。会社員生活のかたわら、週末に川や池に足を運んだ。網を使った魚とりの技と、全て自分でとらえた魚から約100種を選んで図鑑に収めた。 シロヒレタビラは鮮やかなブルーの体と白黒のひれのコントラ…...