生理的な飛蚊症と判断された場合は基本的には治療は必要ありませんが、放置していると飛蚊症の原因のある理由により進行して悪化するかもしれません。ある理由とは何か?そして飛蚊症の悪化・進行を予防するための対策方法とは何か?を解説します。
(1)生理的な原因(生理的飛蚊症)眼球の中には、水晶体と網膜の間を埋める透明なゼリー状の組織があります。これを「硝子体」と呼びます。硝子体は通常、透明で均一ですが、硝子体の成分となるコラーゲン繊維などが加齢や近視などから、濁りや形状の変化を起こすことがあります。