用量設定の根拠が希薄である.鼻水?鼻づまり止めに関しては,第一世代として分類され る抗ヒス夕ミン薬が中枢への移行性の高さゆえに鎮静性が強く,けいれんの閾値の低下のほか,成長 期の脳の発達への影響が懸念されている.丁寧な説明を尽くすことは小児の風邪症候群の診療の原点 である.その過程...