日本最北端の北海道稚内(わっかない)市の人里近くの山林もその一つだ。 宗谷(そうや)湾に注ぐ2級河川「増幌(ますほろ)川」(23・6キロ)の中・上流域の西側、南北に約10キロ続く細い丘の上。2018年5月、最大地上高135メートルの風車10基、発電量3万キロワットの発電所が運転を開始した。
5.日本における洋上風力発電の現状と導入状況 日本での洋上風力発電の導入は着々と進められており、すでに港湾エリアでは商業運転がスタートしていたり、一般海域(港湾区域や漁港区域などの指定を受けていない区域)において促進区域の指定がおこなわれたりしています。ここでは、日本の洋上風力発電...
ひびき社の計画では、直径174メートル、海面からの高さ200メートルの風車25基を設置。年間の発電量は北九州市の世帯数の4割にあたる17万世帯分の電力をまかなう5億キロワット時を見込む。25年度中の営業運転開始をめざし、23年春から風車の基礎の設置工事を進めている。基地港湾で風車の柱になるタ...
発電事業を進めている千葉銚子オフショアウィンド合同会社の伊藤要さんは、銚子の屛風ケ浦の沖合に、1基あたり発電出力約1万3千キロワット、計31基の洋上風力発電施設を設置すると説明。計画では、年間発電量が約12億キロワット時で、約28万世帯の1年分の電力を供給する能力を持つなどと解説した。