前浜松市長として県西部で支持が厚かったのに対し、静岡市出身の大村氏は県中部の政財界の支援を得ていたからだ。知事として、選挙中に繰り返した「オール静岡」の実現に取り組むという。 当選を決めた26日は静岡市で深夜まで報道各社の取材を受けるなどして、27日の午前3時ごろに浜松市に戻った。
川勝平太・静岡県知事の辞職に伴う知事選で、自民党県連は18日、元副知事の大村慎一氏(60)を推薦する方針を決めた。一方、立憲民主党は前浜松市長の鈴木康友氏(66)の推薦方針を決定し、連合静岡、国民民主党県連、県議会会派「ふじのくに県民クラブ」と足並みをそろえた。15年続いた川勝県政後を...
一方、1日の大村氏の後援会事務所開きには、自民の国会議員や県議らとともに、鈴木氏を推薦する県議会会派「ふじのくに県民クラブ」の小長井由雄県議(静岡市葵区選出)も出席した。無所属の大石哲司県議(浜松市中央区選出)らや、地元の静岡市議会会派「創生静岡」の市議も駆けつけた。(青田秀樹 ...
裏金事件で離党した塩谷立衆院議員(比例東海)、女性問題で辞職した宮沢博行前衆院議員(同)に続く「トリプルショック」で、戦略の立て直しを迫られている。 大型連休に入り、5月9日告示の知事選への立候補を表明した元副知事の大村慎一氏(60)、前浜松市長の鈴木康友氏(66)、共産党県委員長の森大...
連合静岡は13日に立憲民主党、国民民主党、県議会第2会派のふじのくに県民クラブと4者協議を開き、知事選で支援する候補について話し合う。協議で方向性を確認し、来週17日の執行委員会で推薦候補を決定する見通しだ。 鈴木氏は松下政経塾出身で、浜松市長に就く前は当時の民主党で衆院議員を2期務めた...
だが、選挙戦中にリニア工事を巡る岐阜県瑞浪市の水位低下問題が明らかになり、両氏はより慎重な姿勢になった。トンネル工事が進む同市の14カ所で井戸やため池などの水位低下が確認され、静岡県内でも不安が再び高まった。 大村氏は1年以内に結果を出すと掲げていたが「いったんストップ」と表...