《1992年、ヘーゲル「哲学史講義」の新訳を発表。平易で明晰(めいせき)な訳文は画期的と大きな反響を集める》 従来の哲学書の邦訳は生硬で不自然、何度読んでも納得できない文章が多かった。それが哲学をとっつきにくいものにしたという不満があったんです。
《1992年、ヘーゲル「哲学史講義」の新訳を発表。平易で明晰(めいせき)な訳文は画期的と大きな反響を集める》 従来の哲学書の邦訳は生硬で不自然、何度読んでも納得できない文章が多かった。それが哲学をと…
その意味で、後の人々の問題意識を引き出すはたらきをした書物群の一つとして必読の書だと思う。
大著「日本精神史 近代篇(へん)」の完成を機に、話をお聞きした。 「なぜ鶴見俊輔や吉本隆明がいないの?」「全共闘を取りあげない理由は?」。同書でふれる人物や事柄を知人に聞かれた長谷川さんは、自分は彼らから影響を受け…この記事は有料記事です。残り964文字有料会員になると続きをお読...
セスランキング もっと見る 読れています 昨日のトップ5 愛子ま、佳子さまも手を振る 天皇誕生日の一般参賀に2万3千人 親友別世界へ、渋川難波がつづった後悔 「これからは全て頑張る」 【まとめ】天皇陛下65歳に 参賀に笑顔、5年ぶりに宴会の儀 ゼンスキー氏、米に強気姿勢崩さず ...
《1992年、ヘーゲル「哲学史講義」の新訳を発表。平易で明晰(めいせき)な訳文は画期的と大きな反響を集める》従来の哲学書の邦訳は生硬で不自然、何度読んでも納得できない文章が多かった。それが哲学をとっつ・・・[続きを読む] 2024年06月16日 15時00分Face...
読み解く 世界の安保危機「国民と共に戦う」訴えた尹大統領 重なる米国会襲撃事件 韓国識者 注目情報 全国に広がる歯科訪問診療の担い手不足 日本歯科大が描く歯科医院の未来とは? 京都大学・髙折教授に聞く、血液のがん 適切な相談をして選ぶ治療法とは 近畿大学・松村教授に聞く、血液のがん 万...
《1969年10月、最後までストライキを続けていた文学部でも授業が再開され、暮れには学生自らバリケード封鎖を解除した。のちに長谷川さんは「観念的抽象的な拒絶や抵抗」が秩序に容赦なくのみこまれた、と総括する文章を書いた》 敗北の「暗渠(あんきょ)にはつよいひかりがあてられね…こ...
■哲学者・長谷川宏 《毎晩飲んでいた酒も、今は週1回。仕事に響くのを恐れる。朝6時半から机に向かう》 在野に甘えない、学問のレベルは絶対に落とすまいとやってきました。目下、アランを翻訳中。まだまだ、…
《1969年10月、東京大学で最後までストライキを続けていた文学部でも授業が再開され、暮れには学生自らバリケード封鎖を解除した。のちに長谷川さんは「観念的抽象的な拒絶や抵抗」が秩序に容赦なくのみこま…